入院３日目 声が出た

１２月１３日（金）　入院３日目

前日、妹の旦那が香港から帰国してくれました。

出国前にパスポートを紛失するなどトラブルにも見舞われましたが、

本当にありがたいことです。

１２時からの面会にへ行くと、父の従妹の三姉妹が面会に来てくれました。

前日、MRIも撮れたようで医師から経過の話がありました。

思っていたより、回復が早いようで、意識もあるし両手と右足は動くということでした。

左足は、あまり動きません。

今後４日目～２週間の間が合併症の脳血管攣縮が起こる時期だそうで、

その影響で脳梗塞がおこる可能性があるとのとこです。





しかし、昨日よりは確実に良くなっています。


自発呼吸もできるようになり、人工呼吸器が外されました。


昨日の晩のことも覚えているようです。


お腹に手をやって、かすかな声で「お腹減った」としゃべりました。


見えているか？という問いにも見えているという合図を手を握ってしてきます。





まだ舌がうまく使えないようで声はあまり上手に出せないようです。


また何かをしゃべり「お腹すいた」と聞こえたので、みんなで笑っていると、


力を振り絞って「違う！！」と言ってきましたｗ


よく聞いてみると「涙拭いて」でした。


意識はある程度、ハッキリしているようです。

夕方からの面会には、父の子供のころからの友人が来てくれました。

市会議員をしている方で、もともと役所で保険の関係の部署に務められていた関係から、

委任状などを持ってきてくださり、高額医療の限度額申請などを行って下さいました。

多くの人に支えられています。



親友からの声に父は「ありがとう」とかすれた声でしゃべれました。


帰り際に、なにか言いたそうなので、


「なんかある？」「なに？」と僕がきくと、


「なんもない！」と言われました(笑)