2013年12月17日火曜日

入院2日目


12/12(木) 入院2日目



面会時間が正午からなので、それに合わせて母、妹と病院へ向かいました。


ICUの父は相変わらず、大きないびきで寝ていました。


三人とも、心労からの睡眠不足なのに父はすごく気持ちよさそうです^^;




看護士さんからの話で。麻酔が少しずつ解けてくると意識が戻るかもしれないとのこと。


自発呼吸が戻れば、機器を一旦全部はずしてMRIで脳のダメージの具合を


検査してみるとのことでした。





夕方、僕の彼女が面会に来てくれました。


父と会うのは数年ぶりです。


昼間より、いびきが小さくなって、寝息のような感じでした。


看護士さんが、痛みには反応するんですと、指の爪を押します。


すると、痛みがわかっているのか、腕を動かしました。


手を握ると握り返してきます。


「もしかして意識ある?」


彼女がそう言いますが、僕はまだまだ戻らないと思っていたので、


半信半疑で、「親父!聞こえてたら手を握って!」と言ってみました。




すると・・・握り返してくるのです!!!



え?意識あるんか!よかったなぁ・・・涙があふれました。


まだ、なんにも親孝行もしてないのに、勝手に行ったら怒るぞ!


父の目じりにも涙が溜まっていました。


そのあと、看護士さんの「グー、チョキ、パーをしてみて下さい」という声にも


ゆっくりですが、確かに指を動かして反応しました。


すぐに、母と妹に電話で意識があることを報告し、僕は二日ぶりに自宅へ帰りました。




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