父は救命救急センターに搬送された後、
すぐに全身の検査が始まりました。
僕が母からの電話で飛び起き、車を走らせ病院に到着したのは
午前6時過ぎでした。
到着すると、意外にも気丈な母がロビーで待っていました。
母から倒れた当時の話を聞き、2人で救命センターの前で待ちます。
7時過ぎに、個室に通され医師からCTの画像と共に病状の説明がありました。
病名は「脳動脈瘤破裂による くも膜下出血」
病気の深刻度を表すグレードは一番悪いグレード5(ファイブ)でした。
救急車の中で一度、心肺停止を起こしているし、
CTの画像では出血はかなりの広範囲に広がっていました。
医師からは「この病気の症状から言えば一番悪い状態です。これ以上に
悪いのは「死」です。」と伝えられました。
そして、仕事をするという意味での社会復帰はまず無理で、
良くて後遺症、悪ければすぐにでも亡くなる状況だと・・・
「とりあえず、出血箇所の血管をコイルで止めて止血し、
そのあと、脳に溜まった血と水を抜いていく手術を行います。」と言われ
手術の同意書にサインをしました。
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